健康・医療
2021-11-16
◆IDB Labと中南米地域の高齢者に関する課題
IDB Labは、IDB・米州開発銀行グループの中で、中南米地域における人々の生活水準向上を目的とし、革新的な開発支援アプローチのために開発資金やノウハウを提供しています。世界から40ヶ国が加盟しており、日本は上位の資金拠出国です。
現在、中南米地域では高齢化が急速に進展しています。さらにコロナ禍を受け、経済的に大きな打撃を受けており、貧困層の増加や所得格差の拡大、また高齢者に関しては、ロックダウンによって医療や介護のコミュニティから分断される、その結果フレイル・老衰が加速してしまうなどの課題を抱えています。
今回のIDB Lab「シルバーエコノミーチャレンジ(Silver Economy Challenge :高齢化する社会の課題解決策コンテスト)」は、これら高齢者支援として有望な事業を展開するスタートアップを選出するため、開催されました。アドダイスは、同コンテストの「カテゴリーB(現地法人の無い域外にある連携推奨スタートアップ企業)」において選出を受けました。
◆アドダイス選出の理由
アドダイスは、独自技術「ソロモン・テクノロジー」に基づいたAIをSaaS形式で提供し、社会課題の解決に挑むスタートアップです。新型コロナウィルス感染拡大を受け、2020年春より「COVID-19-ResQプロジェクト」を起ち上げ、大学、医療機関などと連携し健康・医療AIの開発に着手。現在ではリストバンド型IoTデバイス「ResQ Band」を実用化し、AIと連携した健康・医療のソリューションを展開しています。
このソリューションは、国内においてはすでに愛媛県久万高原町・町立病院における地域高齢者の健康見守り、製造業など現場業務のクラスター対策、運輸業におけるドライバーの健康見守りなどに導入実績があり、今後も健康経営、クラスター対策に関心の高い企業・団体への普及を見込んでいます。
今回の選出は、このAIソリューションによって、リモートで在宅の高齢者を見守り、医療・介護サービスにリンクすることで、効果的・効率的に健康管理ができる点が高く評価されました。アドダイスは今回の選出を通じて、国内のみならず、ResQ AIの国際的な展開にいっそう力を注いで参ります。
以上
参考資料:IDB Lab シルバーエコノミーチャレンジ(英文)
https://convocatorias.iadb.org/en/bid-lab/silver-economy
IDB Labの公式サイトで、アドダイスの選出が紹介されています。
株式会社アドダイスについて
アドダイスは、社会が直面する問題をITで解決し、普及に取組み、新時代のテクノロジーを社会実装するべく、AIデータサイエンティストと医師らによって設立されたスタートアップです。独自技術「ソロモン・テクノロジー(特許第6302954)」を有し、学習によって成長し、新たな環境への適応学習を続ける「自律型AI」を開発。健康、医療、製造、運輸、養蜂など各産業分野で高い成果を上げています。
株式会社アドダイス 代表取締役CEO 伊東大輔
<会社概要>
株式会社アドダイス
代表者:伊東大輔 代表取締役CEO
住所:本社 〒110-0005 東京都台東区上野5-4-2 IT秋葉原ビル1階
SoLoMoN Labo 〒101-0021 東京都千代田区外神田6-3-6 MKビル3F
電話:TEL 03-6796-7788(平日10:00~17:00)
設立:2005年(平成17年)
事業内容:人工知能を用いた業務管理サービスの提供・導入支援コンサルティング
ゲージのツマミ(スライダー)でAIを調整できる「SoLoMoNテクノロジー」に基づくAIサービスを提供しています。環境の中で振る舞う個体の予兆制御する独自特許AI技術(特許6302954)です。個体および周辺環境についてのセンサーデータ、および人の観察と介入のデータを総合しAIで継続的に追加・再学習しながら個体および環境を予兆制御する技術です。
▶生命AI: 健康管理向けのResQ AI・生物の飼育管理 養蜂向け BeeSensing
▶産業AI: 画像解析に特化したHORUS AI・施設管理向けのSeeGauge
<お問い合わせ先>
株式会社アドダイス (https://ad-dice.com/)
メール press@ad-dice.com
お電話 090-5524-0663(担当・伊東)
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