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コラム

[中小フィットネスジムへの期待(仮)]#1 フィットネスクラブのタイプわけ(考察)

その他

真島

2019-07-09

今回の連載の大きなテーマは「中小フィットネスジムへの期待(仮)」となっています。期待する事、未来、展望、成功するヒントだったりが、コラムを通じて伝われば幸いです。主観的ではありますが、今後日本の健康を支えるキープレーヤーは中小フィットネスだと思います。
ということで第一回目は、フィットネスクラブやスポーツジムのタイプわけということで、最初にまずは歴史からざっと追いかけてみようと思います。

※フィットネスクラブ、フィットネスジム、スポーツクラブ、スポーツジムと、様々な呼び方があります。本来はそれぞれ違うものを指しますが、昨今、明確な区別が無くなってきたのもありますが、大きな意味で「健康や筋トレ、ダイエット、そして運動やトレーニングができる場所」という意味で、ここでは特に明確に区別せずに話を進めていきます。

 

フィットネスの簡単な歴史

基本的にはアメリカなど海外から入って来たものが多い業界ではありますが、日本でフィットネスクラブが盛んになってきたのは、1985〜1990年頃になります。
ちなみにセントラルやナスなどプール付きのクラブが多く、スイミングスクールブームを巻き起こし、当時の小学生はみんなプールに通っていました。

その後、1990年代に入り、大型店舗新設の波は止まらず、他にも高額な高級クラブの登場、エアロビクスブームなどを経て、ダンスやカルチャー、格闘技などのスタジオ系フィットネスなども登場します。

2000年を過ぎるとヨガブームや、サーキット型のトレーニングも登場し、エニタイムフィットネスやカーブスといった小型フィットネスジムが登場します。

近年ではライザップの台頭から、パーソナルトレーニングブーム、フィットネス大手が運営する小型店舗、24時間営業のリーズナブルなフィットネスジムの登場などが記憶に新しいかと思います。

かなり急いで歴史を追いかけたので乱暴な言い方にはなりましたが、このような流れかと思います。

(※参考:Fitness Business

次に、業態を少し見ていこうと思います。

 

 

総合型フィットネスと言われる大型店舗

セントラルやコナミ、ルネサンスをはじめとするフィットネス大手が提供する大型店舗の特徴として、まずは設備の部分に目が行きます。

  • 設備の超充実(最新のマシンや様々な器具・機械の導入やプール)
  • 温泉やサウナなど、リラックス設備も併設
  • 駅から近い&駐車場も完備
  • とても広く、清潔できれい
  • そして、これらが定額制で通い放題!

かつては、フィットネスクラブと言うと、このような総合フィットネスが一般的でした。

ここに、ダイエットやシェイプアップなどのテーマを決めたテーマプログラムや、ヨガやダンス、ボクシングなどの動きを取り入れたエクササイズを行うスタジオプログラムなど、たくさんのプログラムが導入されています。
ちなみに料金的には、施設の会員料金の他に別途プログラム料金を取る所も多いと思います。

 

小型店舗

2010年以降の傾向として、大型店舗が減少し、小型店舗をよく目にするようになりました。やはり、今も勢いがあるのはこの小型店舗ですね。

24時間フィットネス

大型の総合フィットネスの会員の利用方法を見ると、設備が充実していてもそれらを全て使う会員は少ないことから、プールなどを省き、マシントレーニングに特化した24時間営業のジム(エニタイムやジョイフィットなど)が現れました。仕事前の早朝や、仕事後の夜、また夜中しか時間の無い人が、手軽に一汗かけるリーズナブルなジムとして店舗数を伸ばしています。

テーマ系フィットネス、スタジオ系フィットネス

テーマフィットネスは、ダイエットなどのテーマを明確にしたライザップや、サーキット型のカーブスなどの業態ですね。(カーブスはさらにターゲット限定型ですね。)また、スタジオ系は、ホットヨガのLAVAのように何か一つに特化したものになります。

 

これらをまた違った観点から2つにわけます

並列させるには少々強引ではありますが、

  • 総合型の大型フィットネス
  • 24時間フィットネス
  • テーマ系フィットネス
  • スタジオ系フィットネス

と4つのタイプが出てきました。

これをあるテーマに従って2つにわけます。

すると、

  • 総合型の大型フィットネス、24時間型フィットネス
  • テーマ型フィットネス、スタジオ型フィットネス

というようにわけることが出来ます。

どのようにわけたかというと、

◯大型フィットネスや24時間フィットネスは、フィットネス業というよりはどちらかと言うと不動産業に近いビジネスと言えますが、お店の空間や立地、仕組みを売っている形になります。ちょっと聞こえは悪いですが、マーケティングの知識がある人で投資するお金のある人なら、フィットネスの知識があまり無い人でも参入可能かと思います。

◯テーマ系フィットネスやスタジオ系フィットネスは、空間や仕組みも重要ですが、それよりもっと大切なのは、そのジムが持っているメソッドと働いているトレーナーやスタッフの質です。仕組みを売っているわけではなく中身を売っていますので、やはりそれ相応の知識のある人が関わり、働かないとなりません。このタイプでFCや多店舗経営をする場合は、スタッフの研修や教育、マニュアルが非常に大切になってきます。

※もちろん、総合型の大型フィットネスなどは様々なプログラムを取り入れていますので複合型なのですが、規模が大きく人数も多いので、トレーナーやスタッフの教育を考えた時、中々スタッフの質を高い位置で保つことは難しいので、やはり上記の分類の側面が強く出てしまいます。

 

ということで、

多少誤解や認識の違いがあるかもしれませんが、おおざっぱに現状の把握と、タイプ別に整理してみました。

第一回目はここまでになります。

次回は、『[中小フィットネスジムへの期待(仮)]#2 大型総合フィットネス、24時間フィットネスの限界』です。

 

 

[連載コラム:中小フィットネスジムへの期待(仮)]

【第一回目】#1 フィットネスクラブのタイプわけ(考察)(←イマココ)

【第二回目】#2 大型総合フィットネス、24時間フィットネスの限界

【第三回目】#3 成功するフィットネスジムと失敗するフィットネスジム


この記事を書いた人:真島

真島

【プロフィール】

銀座で働いていた元社長です。マーケッターでもあります。スポーツやフィットネス業界に関わるプロジェクトに多数の参加実績アリ。マーケティングの他にフィットネス用品などの販売も行い、大手フィットネスクラブから中小ベンチャーまで幅広く取引をしていました。

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