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コラム

[「運動」=「鍛える」前に必要なこと]#3 一晩寝れば元気溌剌だった時

理論提唱

白井

2020-05-01

この記事は、連載コラム〜「運動指導」の間違い〜今まで誰も教えてくれなかった「運動」=「鍛える」前に必要なことの第3回目の記事になります。

前回の記事はこちらから↓
第1回は『みんなの願い』
第2回は『人間も動物』

 

一晩寝れば元気溌剌だった時

私たちが小学生の頃、一日中元気に遊び廻り、日が暮れてクタクタになって家に帰っても、一晩ぐっすり寝れば翌朝には疲労回復して「ケロッ」としていませんでしたか?その後、中学、高校…と成長するにつれ、いつからか一晩寝ただけではなかなかスッキリ回復することはないのではないでしょうか。

今でも「一晩寝れば元気溌剌!」の方は、それこそ「健康」な状態だと言えますが、多くの方は一晩寝ただけでは回復しにくくなりその疲れが歳を重ねるごとに「疲れが溜まり溜まって動きにくくなる…。それが、私たち日本人が農耕民族だったため、骨盤が後傾しやすく、重力に逆らいきれず、肩甲骨・股関節周りが固まり、肩の凝りや痛み、腰の痛みやだるさ、膝の痛みが発症しやすいカラダになっている証拠といえるのです。

では、何故、小さい頃は一晩ぐっすり寝れば「ケロッ」と回復していたのでしょうか?

小さい子どもが眠っている間にすること=「寝返り」です。
家族で寝ている方は、子どもが布団の上をあっちへコロコロ、こっちへコロコロ、寝相が悪いのは何故かしら?と感じたこともあったと思います。実は、猫背・骨盤の後傾で固まっていない身体は、眠っている間に無意識に「寝返り」を繰り返すことで、疲れて凝り固まった筋肉を緩めることができていたのですが、徐々に重力に抗えなくなり疲れの取れにくい身体になってしまうのです。

よく、寝返りが打てるようになる寝具と謳っている商品がありますが、実は肩甲骨・股関節周りが固まった状態では、いくら寝具が良くても寝返りは打てないのです。

 

 

戦後、アメリカから来たもの

日本の寝具は「せんべい布団」が主でしたが、ふかふかの布団は一見気持ちよさそうに感じますが、肩甲骨・股関節周りが固まった状態では沈んでしまって寝返りが打てません。戦後、ベットが日本人の生活様式に入ってきたことで、眠っている間に頻繁に寝返りを打ちたい身体が、寝返りを打つことでベットから落ちるリスクがあるため、さらに寝返りを打ちにくくしてしまったのではないでしょうか?夫婦円満の秘訣で、寝具は布団で別々に寝るのがいいというのも、寝返りを打ち易い環境を得るためであれば、その言葉の意味も理解し易いでしょう。

ベットだけでなく、椅子も狩猟民族にとっては姿勢に影響しにくいものですが、骨盤が後傾しやすい日本人にとっては決して良いものとは言えないのではないでしょうか。

 

走り過ぎて気付いたこと

私は高校の水泳部の練習が、朝練がメインであったことから、その後トライアスロンの実業団選手を引退してからも、毎朝、起きたら一時間ほど走ることが日課になっていました。太りたくないのと、美味しい晩ご飯が食べたいので、運動を続ける中で、走るということは経済的な負担も少なく、習慣化していた私にとっては本当に良い運動だと思い続けていました。雨の日は、傘をさして走るか、スポーツクラブに勤めていたときは、出勤時間前にトレッドミルで走っていました。

そういった生活を続けていくうちに、2年前の49歳のお正月から身体の調子が良く、毎朝20キロ走ることが日課になっていました。レースに参加するわけでもないのですが、調子は良かったので、1月、2月、3月と続けました。しかし、4月が終わるゴールデンウィーク中、右のお尻の奥の方が痛くなり始めてしまったのです…。

選手時代も練習し過ぎると、膝や腰が張ったり痛くなることがあり、その際は鍼治療で回復することができていたのですが、今回のお尻の痛みは、鍼治療では痛みが取れず、レントゲンを撮っても原因が判らなかったことから、鍼の先生からは、
「走るのは良いことですが、いい歳ですし、1日20〜30分、週3〜4日で十分ですよ!」
と言われました。

スポーツクラブに勤めていたのですが、トレッドミルとバイク以外の有酸素マシンは使用せず、その頃からクロストレーナーとAMTという有酸素マシンの使用を開始してみました。すると、痛みが出ず、負荷はキツ過ぎず、最初は物足りない感じで心拍もランニングほど上がらないのですが、全身を動かすことで、身体が動き易くなっていくのを感じることができたのです。

 

★次回へ続きます。この後は、動けるカラダになるためのアイテムを紹介していきたいと思います。


この記事を書いた人:白井

白井

【プロフィール】

大学卒業後、トライアスロンの実業団選手として活動。引退後、大手フィットネスクラブメガロスに入社。新店舗の立ち上げや店舗立て直しに数多く携わり結果を残す。それらの経験を活かし、現在は、健康寿命の延伸ひいては日本の健康の為に様々な方面で活動中。

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